エレノア。
それが、マスターがわたくしに与えてくださった名前でございます。
わたくしは、マスターの身の回りのお世話のために開発された自立思考式ヒト型アンドロイド、通称メイドロイド。
亡くなられたマスターのお父様が、わたくしを開発中、恋愛回路をプログラムしてくださり、
わたくしとマスターは晴れて相思相愛の関係となりました。
メイドロイドとして、身に余る光栄でございます。
本日もマスターのお世話をメイドとして、そして恋人としてしにきたのですが、何やらマスターのご様子が変です。
メディカルチェックの結果、マスターは高熱を発しているご様子。
わたしくしはメディカルモードを起動し、過保護にマスターの看護をすることを使命としました。
もちろん、恋人としてラブラブすることも忘れてはいけません。
そんなわたくしとマスターとの日常を記録に残しましたので、皆様もマスターになった気分でお聴きくださいませ。
わたくしはマスターだけを愛しておりますので、決して恋はしないで頂けると幸いでございます。

【前日譚となる原作は以下のタイトルで検索!】
「KU100」恋愛感情をバグだと思っているクールでムチムチなメイドロイドはご主人様を○○○したい
※全年齢ではないので、閲覧の際はご注意くださいませ。